2011年8月26日金曜日

「マイ・サバービア3曲」鈴木信太郎(Top Gear!)

 

①ビタミンE / 雨に微笑みを
②Coke Escovedo / I Wouldn't Change A Thing
③Assagai / Telephon Girl

①「Suburbia」を初めて知ったのは、確か「Free Soul Essence」のコンピレイションだったと思う。当時、地元広島でエムオーディ(MOD)に夢中だった18の自分に、音楽的な礎を作ってくれた友人が聴かせてくれたのが、そのコンピ2曲目のビタミン E。「おいボーヤ、前戯とはこうやるんだよ。」とばかりに甘く優しくとろけるような歌声に「パイセン!俺まだまだ未熟です!!」と多いに反省したような、しなかったような。その後、血眼になってアルバムを探すもなかなか見つからず。それから2年近く経ったある日。その友人が「お前にやるよ」と日本盤7インチを突然プレゼントしてくれた。激しく興奮した日の事を今でもはっきりと覚えている。

②ギャズ・メイオールも「おまえのロッキンブルースもすごいらしいな」と言った広島時代よく通ったクラブ・イベント「Yas Rockin Blues」。主催者はオルガンバーのTop Gearで今も一緒にDJさせて貰っている堀井康さん。そのイベントで確か一晩3回はかかっていた「I Wolden't Change A Thing 」。Coke→フリーダム・スイート→Cokeの順番で。かの有名なこのイントロ・ブレイクで心躍らない奴とは酒を飲みたくない。でも、上京してフリー・ソウルに通うようになって意外とこの曲が、かかった印象が無いのは、自分が上京以前にフロアを盛り上げ過ぎたからだと勝手に解釈している。

③今は亡き吉祥寺WAVEで購入した「SUBURBAN」。 クボタさんの肩の力の抜けた頓知効き過ぎな文章にヤラれ、こんな感じのキャプションでシスコの安い餌箱に新たな輝きを与えていたんだろうな、なんて想像ができたり。好きなDJの名前は皆ヒロシ。そんなヒロシに騙されて…‥なんて事を言ってみたくなったり。てなことはさておき。「SUBURBAN」に載ってるアルバムでココ数年ずっとレコードバッグに入り続けてる1枚はと言われればこのAssagaiのセカンドアルバム。南アフリカ産の歪んだオープニング・ブレイクを聴いては「ブレイクも人と同じじゃつまんねーぜ!」と自分のエムオーディ心を刺激してくれる。曲中、一カ所個人的空耳あり。

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