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V.A.『Bar Music×CORE PORT Precious Time for 23:00 Later』
コアポート──2014年の東京で産声をあげた新たなレーベルの名は、「その核となる揺るぎない音楽性を有したアーティストや作品が集う港とする」という発足理念に由来します。わずか一年の履歴においてすでにアメリカ、イギリス、フランス、アルゼンチン、ブラジル、イタリア、ドイツ、カナダ、日本から届いた様々なスタイルの良質な音楽を僕たちリスナーに紹介。さらにはフランスの吟遊詩人、ピエール・バルーが60年代から現在に至るまで手掛け続けるレーベル、"サラヴァ"の膨大なカタログを有することも特色の一つ。「Bar Musicの23時あたりの雰囲気をイメージしたコンピレイションを、コアポートの音源で」という依頼を頂戴したのは、やはり終電を目の前にしたころだったでしょうか。これまで「usen for Cafe Apres-midi」において特にリリース・タイミングで選曲してきたベッカ・スティーヴンス「Tillery」やジェニフェル・ソウザの「Pedro e Lis」、大好きなカーメン・ランディの「Grace」、ヒルデ・ヘフテによるビル・エヴァンス「Children's Playsong」の美しいカヴァー、そうして日本国内初CD化4曲を含むサラヴァのアザー・サイド(ピエール・バルー「サンバ・サラヴァ」、ブリジット・フォンテーヌ「ラジオのように」といったおなじみの曲ではないという意味で)にスポットを当てられたことも"らしい"気がしています。各曲を今回の初夏セレクションにもあらためて織りまぜてはいますが、また別のシチュエイション、例えば貴方の一日が終わるころのプレイヤーにこのCDをセットしてもらえるなら、それ以上の喜びはありません。2015年に一人の選曲者として訪ねることができたコアポートという名の港は、音楽への愛とロマンに溢れた、とても素晴らしい場所でした。 (中村智昭)
*Bar Musicにて好評販売中です!
『V.A. / Bar Music × CORE PORT -Precious Time for 23:00 Later-』
深い夜の、音楽がより心に響く特別な時間へ。
渋谷「バー・ミュージック」とレーベル「コアポート」が
全音楽ファンにおくるミッドナイト・ミュージック。
2015.5.20 RELEASE
選曲:中村智昭 (MUSICAÄNOSSA / Bar Music)
*コンピレイション『Bar Music 2013』からのアナログ12インチEPも、2015年03月18日、ついにリリース!→http://barmusic-coffee.blogspot.jp/2015/03/bar-music-201312ep20150318.html
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