日本国内盤ライナー・ノーツを執筆した、バラケ・シソコ『At Peace』がリリースされました。毎日繰り返し聴いています。とても優しく、穏やかな時間を約束いたします。
Ballake Sissoko / At Peace
西アフリカ・マリの伝統楽器「コラ(別名アフリカン・ハープ)」の巨匠が紡ぐ、珠玉のハーモニー。『チェンバー・ミュージック~コラとチェロとの室内楽』の成功を追い風に帆を大きくひろげ、新たな境地を目指す意欲作でありながらも洗練の極みをゆくソロ・アルバム。フォホー(ブラジル北東部地方の大衆音楽)の王、ルイス・ゴンザーガの名曲「Asa Branca」の素晴しいカヴァーも収録。
Bar Musicで販売中の日本国内盤はライヴ映像DVDとのセットで、さらにお店限定のスペシャル特典付きです!
バラケ・シソコ──1968年、西アフリカはマリ共和国の伝統を代々伝える“グリオ”の家系に生まれる。父Djélimady Sissokoはマリ国立アンサンブルの創始者であり祖国ではコラの第一人者で、その影響により幼少の頃より21弦のコラを弾く。1981年にトゥマニ・ジャバテとのデュオでデビュー、2000年には自身のグループ Trio Mande Taboloを結成。 タージ・マハール、Alboulkadri Barry、ロキア・トラオレ、Fanga Diawaraなど様々なジャンルのアーティストとの共演経験を持つ、新世代のマリを代表するコラ奏者。チェリストであるヴァンサン・セガールの手引きによって2009年にレコーディングされた『チェンバー・ミュージック~コラとチェロとの室内楽』は、チリー・ゴンザレス『Solo Piano』などのリリースでも知られるフランスの新興レーベルNo Formatから世に送り出され、ヴィクトワール・ド・ラ・ミュージック(仏版グラミー)賞を獲得。ヴァンサン・セガールと共に世界中で200回ものコンサートを行う。
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