2014年の日々を共にした楽曲達を、流れを大切にしながら60分にまとめてみました。
しかしながら、より厳密な今年のベスト・ソング/ベスト・アルバムという視点からセレクトするならば、また別の顔ぶれになることでしょう。
音楽、そしてBar Musicを愛してくださる皆さんへの感謝の気持ちを込めて。
2014年12月26日 中村智昭
・Mia Doi Todd / Portal Da Cor
・GoGo Penguin / Hopopono
・We’ll Make It Right / Art
・Sampha / Happens
・Laura Mvula with Metropole Orkest / She
・Gregory Privat / Ritournelle
・Penguin Cafe / Solaris
・Ambient Jazz Ensemble / Quiet Hero
・Tempelhof & Gigi Masin / Bow Down
・Pepe California / Born Sleepy
・Uyama Hiroto / Waiting For...
・Kris Bowers feat. Jose James / Ways Of Light
・Roy Ayers / Miles (Love's Silent Dawn)
・Paul Winter / Song Of The Exile
Sampha『Too Much / Happens』
ドレイク『Nothing Was The Same』にプロデューサー/ヴォーカリストとして参加し、「Too Much」を提供したUKの新星サンファ。ここに選曲した「Happens」は7インチのアナログEPと配信のリリースで、ピアノとヴォーカルのみというシンプルな編成ながら"ジェイムス・ブレイク以降"を強く感じさせる、音楽的強度の高い素晴らしい楽曲でした。すでにサブトラクトのアルバムへの大きなフィーチャーやジェシー・ウェアとの共演なども話題となっていますが、もしかすると2010年代後半の主役のひとりとなるかもしれませんね。これからの活躍が楽しみでなりません。