僕がライナーノーツを担当したコンジュント・サンバカーナ『Ⅳ Sambacana』(1976年)がリリースされました!
世界初CD化、若き日のトニーニョ・オルタらミナス人脈が全面サポートのソフト&メロウ・ブラジリアン指折りの名盤です!→http://www.thinkrecords.net/2011/09/
Bar Musicでは特製ステッカー+お店限定のスペシャル特典CD-R付きでお待ちしております!
(中村智昭)
(中村智昭)
SAMBACANA / IV SAMBACANA
60年代にボサノヴァ・コーラス・ユニットとしてデビューした「サンバカーナ」は、70年代に入りミナス・ジェライスの色彩を強め、よりオーガニカルなグループに成長。その瑞々しい深化を象徴する通算4作目の76年アルバム。トニーニョ・オルタ、ヴァギネル・チゾ、ノヴェーリ、ニヴァルド・オルネラスといったミルトン・ナシメント一派のサポートを得た洗練アレンジで、透明感のあるミナス美を創造。ウィスパー・ヴォイスの混声ヴォーカルとのシンクロが、70年代ブラジリアン・メロウの極みを演出した稀代の名作。(メーカ―資料より)
60年代にボサノヴァ・コーラス・ユニットとしてデビューした「サンバカーナ」は、70年代に入りミナス・ジェライスの色彩を強め、よりオーガニカルなグループに成長。その瑞々しい深化を象徴する通算4作目の76年アルバム。トニーニョ・オルタ、ヴァギネル・チゾ、ノヴェーリ、ニヴァルド・オルネラスといったミルトン・ナシメント一派のサポートを得た洗練アレンジで、透明感のあるミナス美を創造。ウィスパー・ヴォイスの混声ヴォーカルとのシンクロが、70年代ブラジリアン・メロウの極みを演出した稀代の名作。(メーカ―資料より)
*執筆したライナーノーツの最終章を転記しておきます。ここの部分は特にみなさんにお伝えしておきたいので。
最後に、本アルバムでスザーナとの兄妹ヴォーカルを披露しているボブ・トスチスについて少し付け加えておきたい。彼は、ボサノヴァが衰退しはじめた1960年代後半にその復興と非商業主義を掲げた純粋なる音楽ムーヴメント「ムジカノッサ」(ポルトガル語で“僕達の音楽”)の主要メンバーでもあった。僕は彼らの思想やスタンスから大きなインスパイアを受けながら、カフェ・アプレミディ以前よりDJ/音楽愛好家として毎日を生きてきた。ささやかな繋がりかもしれないが、こうした機会を与えられたことに心から感謝したい。
2011年7月 中村 智昭(MUSICAANOSSA / Bar Music)
http://www.musicaanossa.com/
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